2013/09/19
土門拳「昭和のこどもたち」展にいってきた
日本橋高島屋で開催された、土門拳「昭和のこどもたち」展に行ってきました。
入場料、大人800円です。
昭和10年頃〜35年頃の写真200点が展示され、見応え十分で最後は疲れてしまった。
見に来ている方は、場所と平日の昼間という事もあって年配の方が多かったですね。子供の頃を懐かしむ感じで見ているのでしょうか。確かに昭和10年頃は、良い時代だなと感じさせられますが、時代が進むとだんだんと、そうとも思えなくなります。こどもの遊ぶ姿は同じでも、着ている物や背景を見ると、貧しさや大変さが分ります。写真を見て来場者を見ると、なんだか複雑な気持ちにもなりますし、皆さんお元気だなとも思います。
すぶんにとっては、懐かしさはゼロですから、見るもの全てが初めての光景という事もあり、その写真1枚1枚から受ける事が多く、それが見終わった頃に疲れとして表れたと思います。
戦前の一般的な生活など日常はあまり語られないので、それが写真として見れるのは、とても興味があります。昭和という時代は戦争で全てが変ったと良く聞きますが、本当にそうだろうかと思う事があり、戦前の写真はもっと見てみたいものです。
「昭和のこどもたち」となっていますが、昭和35年頃までです。それ以降はありません。昭和の半分で終わっています。気軽に「こども」を撮れなくなってきた事と「こども」の生活が変ってきたからが原因と思いますが、「こども」は、そんな事は思っていないと思います。大人の目が変ってきたのだと、年齢的には大人になったずぶんは思います。
あ、でも変ったといえば、カメラ向けられると「ピース」サイン出す事かも。
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