2013/09/14

森山大道ギャラリートーク にいってきた

看板

恵比寿にある「NADiff gallery」で森山大道の「パリ+」トークイベントが開催されたのでいってきました。

特に詳しいとかファンだとかでは無く「RICOH のカメラ」を使っていた人は、どういう写真を撮るのかが興味あっただけでしたが、興味を持ってネット見てみると、頻繁に写真展や写真集を発表していて、今回良い機会だと思い時間をつくって見に行きました。

肝心なトーク内容は覚えてないんだけど、いくつか来場者からの質問の答えが印象に残りました。

質問、編集者が係る事について。
答え、写真を選ぶ事など編集者が変る事には問題していない。それは何を選んでも、どうやっても「森山大道になるから」。可能なら写した全ての写真を発表しても構わない。

質問、犬がとても怖そうに撮れていますがどうして?
答え、野良犬だから、で今の日本には撮りたい犬(野良犬)がいない。犬は好きだが、可愛い犬は撮りたくない。最近はネコがやばい。ネコ。

質問、フイルムとデジタル、どちらを選択しますか?
答え、フイルムで沢山使ってきたからデジタルで良い。

詳細は違うかもしれないが、こんな感じの答えだった。

可愛いのは撮らないのにネコは撮るんだとちょっと笑ってしまった。デジタルに関しては、映ればカメラを選ばないという事、それは「何を撮っても森山大道だから」が含まれていた事が、写真の凄さに変るんだと思いました。

最近出た写真集「記録23号」はコンパクトデジタルカメラを使っているのがDVD見ると分ります。ニコンのようです。写真集ではコンパクトデジタルカメラの荒れた画像が分りますが、ギャラリーで展示されていたプリントでは、コンデジという印象で受ける感じとは違っていて、まだ良さが分らずよく理解できていないけど「凄さ」は伝わってきました。

そんな凄さに負けて「記録23号」とそのDVD購入。そして、電子出版もされていますので、プリントで見るのか、写真集でみるのか、ディスプレイの画面で見るのか。デジタルカメラで撮った写真を見比べるのにも良い写真集かと思い電子版も購入してみようかと思います。

RICOH のデジカメには、エフェクトモード「ハイコントラスト白黒」使うと、それらしい写真ができて、なんちゃって森山大道の写真が撮れる事も影響して興味持ち始めたので、ちょっと寂しいのは RICOH のカメラでは無い事ですね。そんな事で「記録14号」も購入。そして「カラー」も欲しいなと思うように。

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